生き物ネットドットコム~生き物の生態や飼い方~

ネット生物図鑑〜ペット・動物・昆虫・生き物の生態や飼い方を紹介〜

動物・鳥

キュートな姿がたまらない~ミニブタの生態・飼育方法を紹介

投稿日:

キュートな姿がたまらない~ミニブタの生態・採集方法・飼育方法を紹介

キュートな体の作りと動きがたまらないと人気なのがミニブタです。ミニブタはイメージより賢くて人間の愛情にも応える動物なので、ペットとして飼うのに適しています。癒し効果が高く、家の中にいると和んだ雰囲気が生まれます。犬や猫と同じように、家族の一員として飼うことができるとても愛らしい動物なのです。世界のセレブも好んで飼い、SNSなどに写真をアップしていることも多く、認知度が高まっています。日本でもミニブタの人気は上昇中ですので、ペットして飼うことを考えてみても良いのではないでしょうか。

 

【ミニブタの生態とは?】

ブタは人間の歴史の中でも古くから家畜として飼われてきた歴史があります。豚はイノシシを原種として、人間が長い時間を経て家畜化された動物です。しかし、ミニブタは本来の種ではありません。というのも、本来ミニブタというサイズのブタは存在せず、実験用にブタを品種改良して生まれたものなのです。いわゆるミニブタには、いくつかの種類がありますが、世界的に流通していてペットとして飼われているものは「ベトナムポットペリー」と言われる種類です。そのため、日本で購入できるミニブタはほとんどこの種となっています。

 

通常のブタとミニブタの差としては、体重の基準があります。通常のブタは成長すると200キロを超え、中には300キロを優に超える個体もいます。一方でミニブタは100キロ以下が基準となっています。こうしてみると、100キロというのは結構大きな動物で、「ミニ」と呼ぶにはちょっと抵抗があるところもあります。

 

ミニブタは全体的に視力が弱いという特性を持っていて、色の判別が難しく青色しか見分けられません。そのため、遠くを見たり細かなものを見分けるのが難しいという特徴があります。しかし、それを補うものとしてなのか、非常に嗅覚が優れているのです。中には犬と同じくらいの嗅覚を持っているものもいて、相当な判別力を持っています。もう一つの身体的特徴としては、汗腺を持っていないという点があります。汗で体温を調節するのが難しい動物ですので、特に熱中症にかかりやすいという点があり注意を要します。

 

【ミニブタの飼育方法は?】

ミニブタは、日本国内では室内で飼う人が多い傾向にあります。ケージの中に入れて飼うこともできますが、室内犬のように特にケージに入れる必要がないと考える人もいます。ミニブタ専用のケージというのは、ほぼ出回っていませんので、中型犬用のケージで代用すれば十分です。ミニブタは世間一般の見方とは違ってとてもキレイ好きな動物です。そのため、寝る場所としてクッションのようなものを用意してあげて、そこから分けてトイレの場所を作る必要があります。

 

ミニブタはその特性上、エサを食べる時、その場所に脚を突っ込む習慣があります。そのため、食器の中にエサを入れると必ず前足を入れます。軽い食器や小さな食器だと、辺りにエサをぶちまけてしまったり、食器がすぐに壊れてしまったりします。これを避けるためにも、ステンレス製などの丈夫で大きなものを用意してあげた方が安心です。ミニブタはとにかく食欲が旺盛で、吸収率がすごい動物です。そのため、食事の量にはかなり気を付ける必要があります。求めるだけ与えているとどんどん大きくなってしまい、とても「ミニ」のミニブタではなくなってしまいます。必要な量はあげつつも、きちんとコントロールして体が大きくなり過ぎないようにする必要があるのです。

 

エサの種類としては、ミニブタ用のフードがペットショップで販売されていますので、それをメインにすると良いでしょう。その他に、野菜や芋類なども喜んで食べます。食事が大好きですので、その量には気を付けながらも、いろいろバリエーションのあるエサをあげると喜んでくれます。おやつを与えて飼い主に慣れさせたリ、ちょっとした芸を覚えさせるということもできます。

 

また、ミニブタは鼻で地面を掘る習性を持っていて、これは部屋で飼っていても一緒です。本当は砂地が一番なのですが、家によっては厚みのある砂を用意するのが難しいこともあるでしょう。その場合は、玉砂利を置いて鼻堀りのスペースを作ってあげることができます。玉砂利なら周りに散らばっても掃除が楽ですし、それほど汚れることもありません。

 

運動が必要な動物でもありますので、犬と同じように散歩をさせてあげましょう。その際には、やはりハーネスを着けて好き勝手に動かないようにしてあげる必要があります。大きな物音などにびっくりして強い力で引っ張ることもありますので、しっかりと紐を握ってコントロールしてあげないといけません。飼い主の責務として、運動をさせると共に、周りの迷惑とならないようにコントロールすることが大事です。

 

 

 

-動物・鳥

error: Content is protected !!

Copyright© ネット生物図鑑〜ペット・動物・昆虫・生き物の生態や飼い方を紹介〜 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.